小松が逆転で初聖地!就任5年目名将、自身7度目夢切符

[ 2014年7月30日 05:30 ]

初出場を決めた小松ナインは、マウンドに集まり歓喜する

愛媛大会決勝 小松10―1松山東

(7月29日 松山中央公園)
 かつて川之江、今治西で指揮を執った名将が聖地に帰ってくる。小松が松山東との公立校同士の決勝を制し、創部68年目で春夏を通じて初の甲子園へ。率いるのは、95年と99年の選抜大会で今治西をベスト4に導いた宇佐美秀文監督(56)。就任5年目で無名校を激戦区で勝ち抜くまでに育て、自身も春夏通算7度目の夢切符を手にした。

 「名門との違いは気構えだけだと、言い続けてきた。そこなんです」

 熱い指導はそのまま。冷静な頭脳も、色あせていなかった。4回に1点を先制されても「亀岡君は好投手なので100球を超えてからが勝負。前半はファーストストライクを振らないように」と指示。読みは的中した。

 初回は130キロ台を計測した松山東の右腕、亀岡優の直球も、疲れの見えた中盤から球速が120キロ台半ばになった。すると5回、大上が同点適時打。6回には早柏の犠飛で勝ち越した。7、8回に突き放して計10得点。3安打の大上は「監督はピンチでも余裕がある。それを見て、ぼくたちも落ち着く」と言った。

 今治西流の筋力トレーニングも効いた。この1年で、ナインのスクワットの平均値は140キロから170キロと急上昇。今大会で平均得点9点台を誇った強力打線の源となった。「甲子園は私自身、通算9勝。10勝には乗せたいです」と宇佐美監督。勢いに乗る無名校は台風の目になる。

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