近江、6年ぶり頂点 2年生エース小川が完封「全国でも!」

[ 2014年7月30日 05:30 ]

優勝を決め、美濃部主将を握手する近江・多賀章仁監督(手前左)

滋賀大会決勝 近江4―0北大津

(7月29日 県立彦根)
 2年生エース小川が北大津を5安打完封し、近江を6年ぶりの夏の甲子園に導いた。

 「準決勝では球が浮いていた。きょうは一人一人、丁寧に打ち取ることを心掛けた」と、決勝ではリリースポイントに注意。伸びのある直球を低めに集め、三塁を踏ませなかった。

 打線は仲矢の本塁打などで着実に得点を積み重ね、エースの好投に応えた。多賀章仁監督は「5年も甲子園に出られず、この夏も駄目なら…と決めていました」と進退を懸けた戦いに勝ってむせび泣き。01年夏の甲子園準優勝から13年。小川は「きょうのような投球ができれば、全国でも勝てる」と力強く話した。

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2014年7月30日のニュース