PL学園 5年ぶりのV届かず “監督代行”の14番 最初で最後の打席に

[ 2014年7月30日 16:30 ]

<PL学園・阪桐蔭>決勝で敗れたPL学園・正井監督(左)は宇佐美(中)らナインをねぎらう

第96回全国高校野球選手権大阪大会決勝 PL学園1―9大阪桐蔭

(7月30日 舞洲ベースボールスタジアム)
 第96回全国高校野球選手権・大阪大会決勝が30日に行われた。ここまで“監督不在”ながら快進撃を続けてきたPL学園だったが、1―9で大阪桐蔭に敗れ、5年ぶりの夏切符をつかむことはできなかった。

 9点差をつけられた9回。ナインの執念がスコアボードに刻まれた。1死から四球、二ゴロ失策、死球で満塁とすると、代打・宇佐美が打席に向かった。野球未経験の“校長監督”に代わり、ベンチでサインを出し続けてきた背番号14。この夏、初めての出場だった。

 ベンチから仲間たちの、スタンドからも大声援を受けてバットを振り抜いた。結果は二ゴロに終わったが、零敗を阻止する1点をもぎとった。

 昨年2月の部内暴力の処分で昨夏の大阪大会には出られず、監督も不在に。昨秋はやむなく、正井校長が指揮官になった。その後も指導者は見つからず、今夏も“校長監督”が継続となった。それでも激戦区大阪を勝ち上がり、5年ぶりに進んだ決勝舞台。甲子園にはあと一歩届かなかったが、伝統のユニホームは輝きを放っていた。

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