NTT西日本 佐々木イズム1勝 4番へ連続送りバンド指令

[ 2012年7月19日 06:00 ]

<NTT西日本・七十七銀行>試合後、ベンチで談笑するNTT西日本・佐々木監督

第83回都市対抗野球1回戦 NTT西日本2―1七十七銀行

(7月18日 東京D)
 長年の経験に裏打ちされたNTT西日本・佐々木誠監督の采配が的中した。押し気味に試合を進めながらも先制点を許す展開。6回、先頭の高本が投手内野安打で出塁すると、指揮官は4番・河本にバントを命じた。1死二塁とし、次打者は倒れたが、6番・宮崎が右中間を破る同点の適時二塁打を放った。

 「4番に打たせてダブルプレーになっていたら点は取れなかったでしょう。一気に流れを引き寄せることも考えましたが、まずは安全に、と思った」。ダイエー、西武などで活躍し、米独立リーグでもプレー経験がある。「試合の流れ」を読む指揮官の嗅覚が働いた同点劇だった。

 8回も同じく無死一塁から河本に2打席連続の犠打を命じ、その後満塁から押し出し四球で勝ち越した。セガサミー監督を経て、昨季はNTT西日本でコーチを務め、今季から監督に就任。「1番から9番まで全員にバントはさせますよ」という佐々木イズムが浸透したチームは、泥臭く1点を取るタフさを身につけていた。「初戦はこんなものでしょう。2回戦は打線で何とかしないと僕のメンツが立ちませんね」。佐々木監督はニヤリと笑った。

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