JR九州・藤島 火付け弾!愛娘の前で快カ~ン5打点

[ 2012年7月19日 06:00 ]

<日本新薬・JR九州>3回1死一、三塁で3ランを放ちナインと抱きあうJR九州・藤島(中央)

第83回都市対抗野球1回戦 JR九州8―1日本新薬

(7月18日 東京D)
 1回戦3試合が行われた。JR九州(北九州市)が8―1で日本新薬(京都市)に圧勝。藤島琢哉外野手(29)が先制3ランを含む2安打5打点で、今大会の打点トップに躍り出た。チームは猛打を武器に準優勝に終わった2年前の雪辱を期す。このほか元西武の佐々木誠監督(46)が率いるNTT西日本(大阪市)と47度目出場のパナソニック(門真市)が勝って2回戦に進出した。大会は19日から2回戦に入る。

 藤島の打球は高々と上がり、左翼席上段に飛び込んだ。3回1死一、三塁。先制の3ランは、130メートル級の特大アーチを描いた。「先輩がつくってくれたチャンス。振ったらたまたまです」と照れたが、続く宇多村の2者連続本塁打を呼び込むなど、15安打8得点の打線に火をつけた。

 4回も2死一、二塁から「一本出て積極的になれた」と左越えに2点適時二塁打。5打点はセガサミー・宮崎の4打点を超え、今大会打点トップに躍り出た。この日は長女の莉緒(りお)ちゃん(3)が、初めて東京ドームで観戦していた。練習で家を出るとき、バットを運んでくれるという愛娘の前での活躍。「最近、野球がやりたいと言ってくれるんです。女の子だけどうれしい」とデレデレだ。

 九州東海大ではヤクルト・松岡が同期。投と打の柱として大学選手権8強を経験した右腕は、プロと社会人と戦いの場は違うが、刺激し合う相手。大会前にも食事をともにし、健闘を誓い合った。東京ドームでは3本目。準優勝した10年の81回大会でも初戦の日立製作所戦で本塁打を記録している。幸先はいい。

 吉田博之監督も「思い切りがいい」と高く評価する。狙うは54年の八幡製鉄所以来、58年ぶりとなる黒獅子旗の関門海峡越え。「僕たちは挑戦者です。全力で戦う」。藤島はしっかりと前を向いた。

 ◆藤島 琢哉(ふじしま・たくや)1983年(昭58)1月2日、宮崎県生まれの29歳。延岡工では甲子園出場なし。九州東海大では4年春に大学選手権ベスト8。走攻守の打撃力に加え、俊足、強肩を誇る。愛称はエビ蔵。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。

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