変わらぬ指揮官の信頼…松井、ひとまずマイナー降格免れる

[ 2012年7月19日 06:00 ]

インディアンス戦で先発を外れ、チームメートとベンチから試合を見守るレイズ・松井

ア・リーグ レイズ4-2インディアンス

(7月17日 セントピーターズバーグ)
 レイズ・松井秀喜外野手(38)が17日(日本時間18日)、マイナー降格を免れた。腰痛などで故障者リスト(DL)入りしていたマット・ジョイス外野手(27)が、この日のインディアンス戦で復帰。代わりにマイナー行きとなる選手に注目が集まったが、ウィル・ライムス内野手(28)が傘下3Aダーラムに降格。松井はメジャーに生き残った。

 午後2時30分、普段通りの時間に入ったクラブハウス。前日までライムスのネームプレートが掛かっていたロッカーは、既に真っさらな状態に片付けられていた。メジャーでは日常茶飯事の光景。だが、今回は松井自身も降格の危機に直面していた。それでも淡々と、試合前の準備を進めた。

 試合前の会見で、ジョー・マドン監督は「(松井は)プロとして自分の仕事を全うする、誇り高い人物。毎日、近くで打撃練習を見ている。結果は出ていないが、やっていることに間違いはない」と変わらぬ信頼を寄せた。松井は「直接は、きょうは(監督と)何も話していない」としたが、残留=期待の表れと受け取っていることだろう。

 ただ、次のヤマ場も刻々と迫っている。4月に右手首の手術を受けた外野手のフルドが、7月中にも復帰する予定だからだ。フルドはこの日までにマイナーで7試合に出場。早ければ22日(同23日)まで続く本拠地での連戦中に復帰との報道もあり、地元紙タンパベイ・タイムズ(電子版)は「フルドの復帰準備が整えば、今回は残留したマツイの状況は変わる」と指摘。再び代わりに降格する選手が必要となるため、松井がその候補に挙がることは必至だ。

 現状を変えるには、打率・165、得点圏打率・190からの上昇しか道はない。この日は代打で待機して出番はなかった。左太腿裏痛の回復は順調で、試合前には本格的な走塁練習に取り組み「8割くらい(の力)ですけど、全く問題ない。(守備も)ほぼ大丈夫だと思う」と話した。体調を整え、結果を残す。生き残りのため、求められていることは明確だ。

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