菅野意識はプロ 10K完投36勝目も「大学だから」

[ 2011年10月16日 06:00 ]

<大東大・東海大>王手をかけた菅野(中)はチームメートとハイタッチ

首都大学野球 東海大2―1大東大

(10月15日 平塚)
 27日のドラフトで巨人が1位指名を表明している東海大の菅野智之投手(4年)が、プロ志望届提出後の初マウンドで大東大を5安打1失点完投でリーグ戦通算36勝目。10三振を奪う好投で2季ぶりの優勝に王手をかけた。また、この日の勝利で明治神宮大会(11月23日開幕、神宮)出場を懸けた関東地区選手権(31日開幕、横浜)への出場が決まった。

 最後は気迫を込めた。この試合最速の149キロ直球で空振り三振。1失点完投で2季ぶり優勝に王手をかけた菅野は「失点した5回以外は良かった。あした優勝したい」と語った。

 左打者を8人並べた大東大相手にフォークが低めに決まった。4回まで7奪三振。0―0の5回に「力んでしまった」と2四球などで先制を許したが、6回以降はフォームを修正。133球で計10三振を奪った。

 叔父の原監督率いる巨人が今ドラフトでの1位指名を公言している。菅野も自身の誕生日である今月11日にプロ志望届を提出した。視察した巨人・長谷川国利スカウトは「10点取られようが評価は変わらない。左打者への変化球は素晴らしい」と評価した。

 優勝が懸かった16日の2回戦は中継ぎ待機する菅野は「きょうも大学だから抑えられた球が何球かあった。“プロだったら”と考えながらやっている」と意識は高い。残る1カード、春に優勝を譲った22日の日体大戦(大田)には「今は50~60%だけど、その試合は100%にする」。やるべきことは全て実現させて、運命の27日ドラフトを待つ。 

 ▼東海大・横井人輝監督(菅野について)5回はファウルで粘られたことでバランスを崩して制球を崩していたが、6回以降は修正した。(16日は中継ぎで)準備させる。

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