菅野擁する東海大 2季ぶり62度目の優勝

[ 2011年10月16日 18:54 ]

 首都大学野球リーグは16日、神奈川・平塚球場で2回戦2試合を行い、東海大が大東大を2―0で下して勝ち点4とし、2季ぶり62度目の優勝を決めた。27日のプロ野球ドラフト会議で巨人が1位指名の方針を固めている東海大のエース菅野智之は登板しなかった。

 前日の1回戦で完投した菅野はブルペンに待機。試合は先発した2年生左腕が快投を続けた。準備していた菅野は横井人輝監督に「あいつに最後まで投げさせてください」と自ら申し出た。指揮官は「菅野一人のチームではない。人間的に成長した」と目を潤ませながら話した。

 後輩の完封勝利を見届けた菅野は試合後、チームメートに胴上げされた。「春に優勝を逃したので、7回のリーグ戦優勝の中で一番うれしい」と満面の笑みを浮かべた。

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2011年10月16日のニュース