連敗も落合監督「慌てないこと。その必要もないしな」

[ 2011年10月16日 06:00 ]

<巨・中>ベンチで汗をぬぐう落合監督

セ・リーグ 中日1-4巨人

(10月15日 東京D)
 連覇に王手をかけながら、優勝決定は2日連続の持ち越し。ただ、東京ドームの通路を歩む中日・落合監督の顔には笑みが浮かんでいた。

 「お預け?へー、そういう見方をするんだ。(優勝が見えて)多少ホッとしたところはあるんだろうな。これでシャキッとするだろ」

 またも巨人・ゴンザレスの前に打線が沈黙した。前回対戦となった9日(ナゴヤドーム)は7回を1安打無失点に抑えられた。この日も6回1死までパーフェクト投球を許す。結局、安打を放ったのは大島だけで、9日同様に7回1安打に封じ込まれた。21個のアウトのうち、併殺を含めて内野ゴロで14個のアウトを奪われた。

 それでも選手に落胆の色はない。ベテラン谷繁がこう言った。「巨人も意地がある。最後の一つは、そう簡単に勝てるもんじゃない。苦しんで苦しんで勝てれば、それでいい」。3打数無安打に終わった和田も「優勝を決めようという意識はある。そこで結果を出さないとね」と気負うことなく話した。

 歓喜を目前にしての連敗。中日の連敗は、9月4日の広島戦(マツダ)、同6日の巨人戦(ナゴヤドーム)以来、39日ぶり。カード負け越しに至っては、8月5~7日の横浜戦(ナゴヤドーム)以来、実に20カードぶりとなった。

 13連戦の12試合目。優勝争いの佳境で、目に見えない疲れもあるだろう。それでも、落合監督は「特別動きが悪いわけじゃない。慌てないこと。慌てる必要もないしな」。16日の巨人戦、引き分けでも決まる。楽しみは取っておいた方がいいとでも言うように、いつものように落ち着き払った態度を崩さなかった。

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