体調不良のEXILE ATSUSHI 改めて報告し思い「力強い歌を歌えるように」6・13復帰目指す

[ 2023年4月23日 18:19 ]

EXILE ATSUSHI
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 EXILE ATSUSHI(42)が23日、自身のインスタグラムを更新。一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良で6月上旬までの公演を中止または延期すると発表されたことに対して、改めて説明と思いを語った。

 ATSUSHIは「いつも応援してくださっている皆様へ」とのタイトルで、「本日はファンの皆さんに、大変残念なお知らせをしないといけないので、とても心苦しいのですが、どうか最後まで読んでいただけるとありがたく思います」と書き出すと、「まず体調不良で、SNSなど色々更新できていなくて、みなさんにご心配をおかけしてしまってスミマセン」と謝罪。

 「実は3月中旬頃、仕事関係の方と食事をした際に体調が悪くなり、検査入院を行った結果、一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良という診断を受けました」と報告すると、「その環境を作ってしまった方々も、もちろん悪気はなく、意図せず事故的にそういった状況になってしまったのですが、さまざまな原因が重なり、体に不調が出てしまいました」と説明した。

 「最初の1ヶ月半はめまいと吐き気、頭痛がひどく、起き上がることが辛く、普通の生活をすることも少し大変な状態になってしまい、痛み止めの薬を飲みながら安静にしている状態でした」と回顧、「約2ヶ月経った今も、たまに言葉が少し出てきにくい時があり、トンネルの中や飛行機に乗った時に感じる耳に圧がかかっているような状態がずっと続いていて、ある一定の高い周波数が脳に響きそこからまた頭痛を引き起こしてしまうような状態です。そのため、大きな音で音楽などを聴いたり、長時間歌唱することなども難しく、ライブや歌唱などの仕事を制限しないといけなくなりました」と記した。

 「具体的には、直近の4月30日、自分の誕生日から開催予定だったソロのツアーの延期と、G7広島サミットでの#HIROSHIMAミライバトンのイベント出演を中止とさせていただくことになりました。楽しみにしてくださっていたみなさんには、本当に申し訳ない気持ちです」とし、「尚、47都道府県を回るソロのツアー『EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2023 "Heart to Heart" Season 2』は、延期になった場所に関しては、必ず振替公演を目指して続けさせていただくことと、最短での復活として、6月13日の東京公演での復活を目標に回復に努めていけたらと思っております。以前、自律神経系の病気になったことも影響しているのか、思ったより症状が酷く、みなさんには大変ご心配をおかけしております」とつづった。

 さらに「ここからはボクの気持ちになりますが…」と述べると、「夜中になると、寝ようと思って目を閉じるのですが、頭痛と孤独の中で、このままもし治らなかったら、どうなってしまうのだろう…とか、せっかくEXILE完全復活を宣言したのに、その責務を果たせなかったらどうしようなどと不安になったりしています。もちろん時間が経てば良くなると病院の先生もおっしゃってくださっていますし、自分もそう信じているんですが、症状がある間は、まるでこの痛みがずっと続くんじゃないかと、そんな気持ちに襲われてしまって…。弱気になる時もあります。弱音を吐いてしまって申し訳ございません」との思いを吐露。

 「本当なら、誰にも知られないように静かに療養して、何もなかったように復活するのがプロのエンターテイナーなのかもしれませんが、このSNS時代に、ほぼ毎日投稿を続けていた身としては、無言で投稿しない方が、変な憶測を生んでしまったり、余計にファンのみなさんに心配をかけてしまったりすると思いますし、具体的に仕事にも支障が出るので、正直にお伝えすることにしました」と明かすと、「焦る気持ちもありますが、焦っても痛みなどの症状が改善されない限り何も始まらないし、ベストなパフォーマンスができる状況にないのは自分が一番理解しています。ご心配をおかけしていますが、さまざまな方法を駆使して、治療と改善に努めていますので、少しだけお時間をいただき、復活を待っていただけるとありがたいです」と理解を求めた。

 「EXILE ATSUSHIファンの皆さまには、いつもジェットコースターみたいな気持ちにさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、これもATSUSHIというアーティストの生き様です。これからの人生において、少しでも長く、みなさんを癒せるような、優しく、力強い歌を歌えるように、人生を懸けて、音楽活動をしていきたいと思っておりますので、今後ともどうかあたたかく見守っていただけると、幸いです。いつも本当にありがとうございます。心配かけてごめんなさい」と締めくくった。

 

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