安住紳一郎アナ　新たな番組スポンサーは“地元”企業「本当に心震えるほどうれしく思っています」

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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　TBSの安住紳一郎アナウンサー（49）が23日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）に出演。新たな番組スポンサーについて言及した。

　番組冒頭、「よつ葉乳業」が新たに番組スポンサーに加わったことを報告し、同社から20人に「よつ葉の詰め合わせセット」（バター、チーズなど5300円分）リスナープレゼントがあることを伝えた。そして、同社について「もともと十勝地方の、帯広の北側の士幌とか音更が中心だったと思うんですけど、昭和30年代くらいに大手の資本に牛乳の値段を決められていて、なかなか酪農家の生活が苦しいままという現状がありまして、そこで太田寛一という方が立ち上がって、酪農家が出資して、酪農家が生産から流通まで全部やるんだという非常に高い志のもと、住民運動的な感じで立ち上がった企業」と話した。

　さらに「農村ユートピア構想っていって当時は大手の資本メーカーとの厳しい、つば競り合いがあったと私も聞いています、当時、十勝で育ちましたが」と言い、「少し値段の高い品質の良いものができて、それを住民が買い支えるんだと、そういうところまでの運動だったと記憶しています。私も音更などには親類が酪農をやっていましたので、なかなか厳しい酪農家の現状なんか聞いていて、よつ葉のことはそういう意味で誇りに思っていたようですけどね」と紹介。そのうえで「北海道の中でも十勝地方にだけ最初はよつ葉の牛乳が出ていましたけれども、今は全道的になりました。黄色のトラックが牛乳を集めていまして、よつ葉のミルクロータリー、牛乳を集めるトラックが走っていたのを私、よく覚えています。そんな、よつ葉乳業が私の担当している番組のスポンサーをしてくださるということで本当に心震えるほどうれしく思っています」と感慨深げに話した。