石川さゆりがデビュー当時以来、約半世紀ぶりのサイン会を開催 「新人になったみたいでうれしい」

[ 2023年4月23日 16:02 ]

約半世紀ぶりとなるサイン会を行った石川さゆり
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 演歌歌手の石川さゆり(65)が23日、東京・タワーレコード渋谷店で約半世紀ぶりとなるサイン会を開いた。「ワクワクする。新人になったみたいでうれしい」と笑顔で話し、350人のファンと触れあった。

 サイン会は1973年のデビュー当時に行った記憶があるぐらいで、1977年に「津軽海峡冬景色」のヒットでブレークして以来は行ったことがないという。「デビューした当時は“石川さゆりです”と言いながらサイン会をやった記憶があります。コロナ禍でアルバムの整理をしていたら、サイン会をやってる写真があって、16、17歳かなという頃で」と話し、「近い距離でコミュニケーションを取れるのでうれしいですね」と久々のサイン会を楽しんだ。高齢のファンだけでなく、20代と思われる女性の姿もちらほら。中には韓国から訪れた若い女性ファンの姿もあった。

 今ではあまりサインをする機会がなく「持ってる人は少ないと思う」というレアな石川の直筆サイン色紙。「昔は楽屋でいっぱいサインをしなくちゃならなくて、隣の歌手の人のサインをまねして書いたりして、いたずらっ子でしたね」と懐かしそうに振り返った。

 昨年50周年イヤーを迎え、51年目の新たなスタートを切った。「心を新たにして、新鮮な感動を味わいたい。こんなに楽しいことがまだあったんだねと、見たこともない顔を探してみるのもいい」とこれからも新たな挑戦を続けたい気持ちを持っている。

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2023年4月23日のニュース