尾上松也&城田優 「売れてない同士」の高校時代、友人の人気アイドルに「悔しい」と思った過去

[ 2023年4月23日 10:05 ]

歌舞伎俳優の尾上松也
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 歌舞伎俳優の尾上松也(38)、俳優の城田優(37)が23日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。高校時代を振り返った。

 この日は俳優の黒羽麻璃央を交え3人でトークを展開。松也と城田は共に堀越高校出身で、当時からの友人。2人はミュージカル俳優の山崎育三郎とユニット「IMY(アイマイ)」を立ち上げ、オリジナル舞台も上演している。

 2人は互いの舞台を見ると、必ず1時間以上電話をし、いいことも悪いことも伝えあうと言う。黒羽が「それって高校時代に仲が良かったから…」と尋ねると、松也は「高校の時なんか、仕事の話は一切しないね。ただふざけてるだけ」、城田は「本当にふざけて、カラオケ行ってるか、遊んでるか」と振り返った。

 松也が「堀越学園だったんだけどさ、責任ある仕事なんかしてないから、もうのほほんと生きてただけだから」と話せば城田は「クラスメートとかがさ、もう当時から売れてる子たちで。松也の同級生だと生田斗真くんとかあの辺がいて。俺の同級生だと山下智久とかさ」と説明した。

 松也は「悔しいしさ、ちょっとやっぱり。悔しいから、売れてない同士が遊んだ時に、そんな悔しい話したくないの。仕事の話なんか一切しない。もう既に名が売れてて顔が知られてるような人たちは高校の時からそういう話してたよ、たまに。でもそうすると俺たちはなんかもう…(無言で無表情)。話に入れないの、してないから、そういうこと」とも回顧した。

 城田は「特にジャニーズの子たちが渋谷で収録が多かったのよ、で、俺らは仕事がない組だからさ、一緒に渋谷まで行って、その子たちが(午後)5時入りとかだったら、5時ぐらいまで一緒にカラオケして、彼らは収録に行くのよ」とも明かした。

 松也はまた、売れている友人は渋谷でも街の人に気づかれることがあり、「なんとかさんですかって追っかけて来られると、“あっ、すみません”って感じで(手を挙げて謝る)その子たちはやるんだけど、俺たちは全く気付かれてないわけじゃん。俺たちは言われる要素もないんだけど、なんとなくこっちも(手を挙げて)。その当時の俺に言いたい、お前にはみじんも目を向けてないからなって。でも気分は“プライベートなんで”って」と笑わせた。城田は「分かる、分かる。なんだろうね、あの感じね」と同調した。

 松也は「でもあの時の悔しさって結構役に立ったよね」と語ると、城田は「役に立ってる。やっぱり周りがバンバン仕事が決まって順調に進んでる中で、日の目を浴びない我々がいて、みたいな。あの頃の悔しさっていうのはばねになってるし」としみじみと話した。

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