阪神・西勇 悔しい巨人戦今季初失点で9敗目 5年連続規定投球回到達には「1年間仕事できた」

[ 2022年9月18日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>6回、中田がソロ本塁打を放ち西勇はがっくり(撮影・篠原岳夫)
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 阪神・西勇は勝負どころで踏ん張れなかった。6回3失点で降板。許した8安打のうち5本が2本塁打を含む長打で、9敗目を喫した。

 1―0の5回はウォーカーの中越え三塁打で無死三塁の窮地。大城を前進守備の網にかける二ゴロ、戸郷は2度のスクイズをファウルで避けて最後は空振り三振に斬って2死までこぎつけた。しのぎきれば、一気に流れは自軍に傾く分岐点で吉川に右中間を破られる同点二塁打。巨人戦は今季4戦目、通算29イニング目で初失点が付いた。

 6回は1死から中田に勝ち越しソロ、2死からポランコにもソロを被弾。「(5回は)結果的に1点入ってしまったのは悪い結果でも、まだ同点という中で、6回の(中田に浴びた)一本のホームランが悔しい部分になる」と振り返った。

 右手中指の爪が割れた影響で登録を一度外れ、万全を期して中14日で登板。初回2死を奪ったところで18年から5年連続の規定投球回に到達した。「1年間投げたら絶対いく数字であるし、大崩れすることなく安定して1年間、仕事ができたから規定を投げられたと思っている」。2年連続8度目の2桁勝利を目前に3試合の足踏み。今後の登板予定は未定ながら、次なるマウンドへ準備を整えていく。

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2022年9月18日のニュース