村上宗隆は3戦ノーアーチで残り12戦 バレンティンは58→59号に10戦要す バレ発言から見る苦悩

[ 2022年9月18日 21:50 ]

セ・リーグ   ヤクルト1─0阪神 ( 2022年9月18日    甲子園 )

ヤクルト・村上宗隆(左)とバレンティン
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は18日の阪神戦(甲子園)で3打数無安打で1敬遠に終わった。1964年王貞治(巨人)が記録した日本選手シーズン歴代最多の55本塁打を並んでから、3試合ノーアーチとなった。

 この3試合は14打席あって、2敬遠含む5四球。9打数1安打、4三振となっている。残りは12試合。プロ野球記録の60本塁打を放った13年のバレンティン(ヤクルト)は、チーム128試合目に58号を放ってから停滞。59号はチーム138試合目と10試合かかり、60号は142試合目だった。

 バレンティンも当時、60号が近づくにつれ「打ちたいという気持ちも抑えつつ、打てる球を待ち続けるのが難しい。変化球ばかり…ダメ。自分のスイングができない」と語っていた。実際に58号から59号まで、39打席を要した。その間の38打席は、30打数8安打で打率.267で、7四球を選ぶ一方で、10三振を喫した。

 村上は最後まで自分のスタイル、スイングを貫けるか。忍耐力の戦いとなる。

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2022年9月18日のニュース