巨人・岡本和真 先制された直後に「何とかしようと」28号ソロ “原辰徳超え”5年連続30発にあと2

[ 2022年9月18日 16:29 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年9月18日    東京D )

<巨・D>6回、ソロを放つ岡本和(撮影・光山 貴大)
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 巨人の岡本和真内野手(26)がDeNA戦(東京D)で2試合ぶり&3戦3発となる28号ソロ。26本塁打の同僚・丸に2本差をつけるとともに5年連続30本塁打に「あと2」とした。

 「5番・三塁」で先発出場。5回まで無失点と好投を続けていた2年目右腕・山崎伊が2点を失い、6回途中に降板した直後のその裏だった。先頭打者として入った第3打席。相手先発右腕・大貫が投じた初球だった。外角高めスライダーを捉えると、打球は右中間スタンドへ。6回の守備では無死一塁で牧が放った痛烈な三塁ゴロを弾いて内野安打。無死一、二塁とピンチが広がり、岡本和は“ゴメン”とばかりに山崎伊に合図を送ったが、山崎伊は無死満塁から2点を失って降板した。失策ではないが、痛恨の守備となっていただけに1点差に迫る大きな一発となった。

 岡本和は13日のヤクルト戦(神宮)で2回に10試合ぶりとなる26号ソロを相手先発左腕・石川から放つと、4回には再び石川から2打席連発となる27号ソロ。完全復調を印象づけた。打撃不振により8月11日から8試合連続で6番に入り、同20日から5番へ。4番を外れてから放った本塁打はこの日の28号で6本目となった。

 巨人でシーズン30本塁打を4年以上続けたのは1962~1980年王貞治(19年)、1996~2002年松井秀喜(7年)、1985~1988年原辰徳(4年)に次いで岡本和が4人目で、5年連続30本塁打を達成すると現在チームの指揮を執る原辰徳監督(64)を抜いて球団3人目の快挙となる。

 ▼岡本和 打ったのはスライダーです。点を取られた後の先頭だったので何とかしようと思って打席に入りました。何とか逆転出来るように次の打席も頑張ります。

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