日本ハム・新庄ビッグボス「確実に1点を取れるチームに」 シーズン最下位が確定も視線は来季へ

[ 2022年9月18日 18:05 ]

パ・リーグ   日本ハム4ー7ロッテ ( 2022年9月18日    札幌D )

<日・ロ>逆転負けを喫しシーズン最下位が決定…ベンチを後にする新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 新庄剛志監督(50)率いる日本ハムは18日、札幌Dでロッテに敗れた。これで134試合で54勝77敗3分け。ビッグボスの就任1年目は9試合を残し、エンゼルス・大谷翔平投手(28)のルーキーイヤーだった13年以来9年ぶりとなるシーズン最下位が確定した。

 新庄監督は試合後、広報を通じて「何度も言うがチャンスでバットを振らないかぎり結果は出ない。また、どんな作戦でもしっかり決めて確実に1点を取れるチームにしていく」と話した。

 試合は初回に1点を失うも、その裏、1死満塁のチャンスで今川の犠飛で同点に追いつくと、2回には2死二、三塁から前日にサヨナラ打を放った上川畑が2点適時三塁打。3-1と勝ち越しに成功する。しかし3回に1点を返されると、4回には左翼・今川が平凡な飛球を捕り損ねて1点を失い、試合は再び振り出しに。先発のポンセは6回5安打3失点でマウンドを降りた。

 同点の3-3で迎えた8回。無死一、二塁から代打・杉谷がバント失敗。しかし投手・西野の送球エラーの間に二走・近藤が生還。ラッキーな形で勝ち越し点が転がり込んだ。ところが9回、4番手・石川直が同点とされると、2死一、三塁から安田に3ランを浴びて痛恨の逆転負けを喫した。

 細かいミスが目立った日本ハムは13年以来のシーズン最下位が確定。来季の続投が確実視されている新庄ビッグボスは、育成の就任元年から、来季の巻き返しをはかる。

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