阪神・糸井 “最後の東京D”に感謝の一礼 目頭熱くなった万感の拍手と敵陣応援席からの「SHAKE」

[ 2022年9月18日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2022年9月17日    東京D )

<巨・神>東京ドームでの最後の試合を終え、あいさつをする糸井(手前)(撮影・平嶋 理子)
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 今季限りでの現役引退を決めた阪神・糸井が巨人との最終戦に同行し、東京ドームに別れを告げた。試合後まで球場に残り、阪神ファンが陣取る左翼席に向けて深々と頭を下げた。阪神側からの拍手だけでなく、巨人の応援席からテーマ曲「SHAKE」や歓声が送られ、何度も目頭を押さえるしぐさを見せた。

 「ここまで頑張ってきて、ホンマに良かった。声援も味わったことがないような体験でした。感謝の一礼ができて、良かった」

 阪神時代だけでなくオリックス、日本ハムも含めた19年間で必死に戦ってきた東京ドーム。練習前には巨人・原監督や日本ハム時代のチームメート・中田らにもあいさつした。「原さんと面と面を合わせて話したのは初めて。凄くいい言葉をいただきました」。言葉と思い出を胸に阪神のCS決定をバックアップしていく決意だ。(鈴木 光)

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2022年9月18日のニュース