巨人 ついに2年連続V逸決定 山崎伊好投も打線が援護できず 岡本和の反撃28号も及ばず

[ 2022年9月18日 17:24 ]

セ・リーグ   巨人1―3DeNA ( 2022年9月18日    東京D )

<巨・D>6回、ベンチで厳しい表情の原監督(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 巨人は反撃及ばずDeNAに敗れ、連勝が3でストップ。9試合を残して今季優勝の可能性が完全消滅した。2年連続でのV逸となる。また、この敗戦で自力でのCS進出も消滅している。

 プロ6勝目を目指して中10日で先発マウンドに上がった2年目右腕・山崎伊が走者を出しながらも粘りの投球を見せ、5回まで無失点の好投。だが、打線も相手先発右腕・大貫に5回まで無得点に抑えられ、投手戦で試合が進行した。

 だが、0―0のまま迎えた6回だった。山崎伊が佐野、牧、宮崎に3連打されてついに先制を許すと、ソトに四球でなおも無死満塁。続く嶺井を初球で投ゴロに打ち取ったが、一塁線への打球をはじいて2点目を失い、ここで降板となった。その裏、岡本和が2試合ぶりとなる28号ソロを大貫から右中間スタンドに叩き込んで1点差に迫ったが、結局、得点はこれだけ。

 その後はエスコバー、伊勢の強力中継ぎ陣に抑えられ、1―2で迎えた9回にはイニングまたぎとなった5番手右腕・平内が2死走者なしから桑原に中前打、楠本に右中間二塁打を打たれて痛恨の失点。2点を追う9回は守護神・山崎に抑えられ、敗戦となった。

 2年連続のV逸が決まった巨人だが、クライマックスシリーズ(CS)進出圏の3位・阪神とは17日時点で0・5ゲーム差。阪神はこの後ナイターで首位ヤクルトと対戦するが、巨人は残り9試合で逆転でのCS進出を目指す。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月18日のニュース