法大・山根　リーグ戦初出場初安打が満塁弾「感触凄く良かった」プロ注目の立大・荘司撃ち

東京六大学野球第2週第1日   法大6ー4立大 （ 2022年9月17日    神宮 ）

＜法大・立大＞4回、満塁本塁打の山根（右）はナインと喜び合う（撮影・西川祐介）
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　法大はリーグ初出場の山根滉太内野手（3年）が4回に初安打となる満塁本塁打を放ち、チームを今季初白星に導いた。

　法大・山根が躍るようにベースを回った。4回に1点を先制しなお1死満塁。立大のドラフト候補・荘司の142キロスプリットを右翼席に運んだ。「7番・一塁」でリーグ戦初出場し、2打席目での初安打が満塁アーチ。野球人生初の劇弾に「緊張もありましたが、感触が凄く良かったので入ったと思いました」と息を弾ませた。

　石川・小松大谷時代は背番号3で、法大2年までは投手兼内野の二刀流だった。だが今年1月「投手でレギュラーは厳しい」と意を決し、加藤重雄監督に「打者に専念したい」と直訴。夏場の紅白戦で披露した山根の長打力が、前週早大に2戦連続零敗を喫した打線のカンフル剤となっただけに、加藤監督も「期待通り」と笑った。