大阪朝鮮 開始30秒で先制 “快足”逃げ切りで2大会ぶり花園勝利 朝明は2大会連続の初戦突破ならず

[ 2020年12月28日 10:48 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   大阪朝鮮34-8朝明 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<大阪朝鮮高・朝明>前半1分、右隅に先制トライを決めてガッツポーズの大阪朝鮮高・金昂平(撮影・北條 貴史) 
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 2大会ぶり11回目出場の大阪朝鮮(大阪第2)がFB金昂平(キム・アンピョン=3年)の3トライを挙げる活躍などで9大会連続11回目出場の朝明(三重)を下し、2大会ぶりの花園初戦突破を果たした。

 大阪朝鮮は試合開始早々、SH李錦寿(り・くんす=3年)からのパスを受けた金昂平が右サイドを縦に快走し、わずか30秒で先制トライを奪い、終始、試合を優位に進めた。

 朝明は後半17分、右ラインアウトから途中出場のフランカー尾花カズ(3年)が右隅に飛び込み、この日、唯一のトライを奪ったが、2大会連続の花園初戦突破はならなかった。

 過去2度のベスト4入りがある大阪朝鮮は好発進。30日の2回戦で昌平(埼玉第2)と対戦する。

 ▼大阪朝鮮・FB金昂平「(試合の)入り一発目から、ああいうランができて良かったです。次の試合も絶対自分がトライを取って勝てるように頑張ります」

 ▼朝明・フランカー尾花「(チーム唯一のトライ)みんなのおかげでもありますが、すごくよかったです。最後までやり切ることが大事」

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