【羽生結弦、語る エキシビジョン編】「プログラムごとに、自分のオーラが変わるような演技を」

[ 2020年12月28日 17:59 ]

<「メダリスト・オン・アイス」>演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート全日本選手権の上位選手らによるエキシビジョン「メダリスト・オン・アイス」が28日、長野市ビッグハットで行われ、男子で5年ぶりに全日本を制した羽生結弦(ANA)が「春よ、来い」を舞った。演技後は場内インタビューで思いを語った。

 ―「春よ、来い」に込めた思いは。
 「いつもより、なんか明るく。結構、たくさん滑らせてはいただいているプログラムですし、なによりもこの時期にピッタリというか、この世の中に一番、伝えたいメッセージだったんで。あの、ほんとに少しでも心が温かくなるような演技がしたかったなと思います」

 ―全日本を振り返って。
 「そうですね。やはり、なにより、会場に来てくださった方々がほんとに細心の注意を払って、手拍子だけで応援していただけたり、また、あの、1人1人それぞれの選手に、かなり大きな拍手を、今まで以上に送ってくださったと思うので。ほんとに選手一同、そして大会を作ってくださった観客のみなさん、ほんとにありがとうございました」

 ―ファンからの「羽生くんの美しいスケート、一生懸命さが世界へ一番のエールになってます。感動をありがとう」というメッセージを聞いて。
 「そうですね、あの、僕のプログラムは、ほんとにここ最近ですけれども、すごく1つ1つメッセージを込めているつもりですし。毎回そのプログラムごとに、自分のオーラが変わるような演技をしたいと思っています。あの、ぜひそれを感じていただけたらうれしいです」

 ―今後見せたいスケーターとしての姿は。
 「そうですね。とにかく、今季のプログラムはショート、フリーともにすごくギャップのあるものになっています。ぜひ、その二面性も楽しんでいただきながら、そして、なによりもフィギュアスケート自体を楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

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