女子は桜花学園が2年連続23度目V 男子決勝は東山―仙台大明成が激突 ウインターカップ 

[ 2020年12月28日 20:34 ]

バスケットボール第73回全国高校選手権第6日 ( 2020年12月28日    東京体育館 )

東京成徳大高戦でシュートを放つ桜花学園のアマカ(提供:日本バスケットボール協会)
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 女子決勝が行われ、桜花学園(愛知)が東京成徳大高(東京)を89―65で破り、2年連続23回目の優勝を飾った。

 桜花学園は1メートル86のナイジェリア留学生オコンコ・スーザン・アマカ(3年)を中心に、攻守ともに高さで圧倒。53得点21リバウンド3スチール2ブロックの活躍を見せたオコンコは「優勝できてうれしい。桜花は最高のチームです!」と両手を突き上げて喜びを表現した。

 53得点は、17年大会の3回戦で八雲学園(東京)の奥山理々嘉(現ENEOS)がマークした62点に次ぐ歴代2位で、決勝戦ではもちろん最多。「こんなにたくさん点が取れるとは自分でも思っていませんでした」とはにかんだ。井上眞一監督も「最終的にアマカ(オコンコ)が驚異的なスコアをとってくれてすごく助かった」と評価した。

 男子準決勝は、東山が洛南との京都対決を87―67で下し、仙台大明成(宮城)は北陸(福井)に60―58で勝利した。あす29日は男子決勝が行われる。東山の米須玲音主将(3年)は「日本一を目指してやって来た。明日はしっかり楽しんで勝ちたい」、仙台大明成の佐藤久夫監督は「センターに簡単なリバウンドを許さない。守ることより攻めて、決勝は85点以上のゲームをしていきたい」とそれぞれ意気込んだ。

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2020年12月28日のニュース