クリッパーズが記録的大敗 前半で50点差 レイカーズは2勝目

[ 2020年12月28日 15:42 ]

ジャンプシュートを放つクリッパーズのジョージ(AP)
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 NBAは27日に各地で10試合を行い、クリッパーズは地元ロサンゼルスで73―124(前半27―77)と大敗を喫して2勝1敗。大黒柱のカワイ・レナード(29)が25日のナゲッツ戦で口に裂傷を負ったために欠場したが、前半での50点差は1991年11月2日、キングスがウォリアーズ戦で喫した47点差(41―88)を上回るNBAのワースト記録となった。前半での3点シュート成功は19本放ってわずか1本。成功率5・3%はここ25シーズンのNBAの試合では前後半を併せたハーフのワーストとなった。ポール・ジョージ(30)は24分の出場で15得点。放った6本の3点シュートはすべて失敗した。、

 一方、同じロサンゼルス勢の王者レイカーズも、主力フォワードのアンソニー・デービス(27)が欠場したものの、代役として先発したカイル・クーズマ(25)が4本の3点シュートなどでチーム最多の20得点をマーク。レブロン・ジェームズ(35)も18得点、9リバウンド、5アシストを稼ぎ、127―91(前半67―45)でティンバーウルブスを退けて2勝目(1敗)を挙げた。

 ティンバーウルブスも2勝1敗。ドラフト全体トップで指名されたガードのアンソニー・エドワーズ(19)は29分の出場で15得点をマークしたが、3点シュートの成功は9本中1本だけだった。

 2季連続でリーグ最高勝率を挙げているバックスは敵地ニューヨークでニックスに110―130(前半45―61)で敗れて1勝2敗。2季連続のMVP、ヤニス・アデトクンボ25(26)は27得点と13リバウンドを記録したが、第3Q終了時点で21点差をつけられて勝機は見いだせなかった。

 <27日の結果>
マーベリクス(1勝2敗)124―73*クリッパーズ(2勝1敗)
*ホーネッツ(1勝2敗)106―104ネッツ(2勝1敗)
マジック(3勝)120―113*ウィザーズ(3敗)
*ペリカンズ(2勝1敗)98―95スパーズ(2勝1敗)
*キャバリアーズ(3勝)118―94 76ers(2勝1敗)
*ニックス(1勝2敗)130―110バックス(1勝2敗)
*ペイサーズ108―107セルティクス(1勝2敗)
ウォリアーズ(1勝2敗)129―128*ブルズ(3敗)
サンズ(2勝1敗)116―100*キングス(2勝1敗)
*レイカーズ(2勝1敗)127―91ティンバーウルブス(2勝1敗)

 *はホームチーム

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