ウィザーズは開幕3連敗 17点リードも逆転負け 八村はコートサイドに姿を見せる

[ 2020年12月28日 11:51 ]

コートサイドに姿を見せたウィザーズの八村(AP)
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 八村塁(22)を結膜炎で欠いているNBAウィザーズは27日、地元ワシントンDCでマジックと2日連続で試合を行ったが、113―120(前半60―62)で敗れて4季ぶりの開幕3連敗。2試合連続でトリプルダブルを達成したラッセル・ウエストブルック(32)が休養で欠場しながら第3Q(34―15)終了時点では17点をリードしていたが、第4Q開始から連続10失点でリズムを失い、このクオーターは19―43と一方的な展開となった。

 ウィザーズは第3Qの残り13秒にダビス・バターンズ(28)が正面から3点シュートを決めてこの日最大の20点差にしたかと思われたが、ロビン・ロペス(32)がイリーガル・スクリーンの反則をコールされて得点は取り消し。この失った“3点”が結果的には第4Q終盤に大きく影響し、残り55・7秒からは10点を献上して試合をひっくり返された。第4Qに限ると3試合のスコアは計72―121(マイナス49)。詰めの甘さが目立つ滑り出しとなっている。

 ブラドリー・ビール(27)は29得点を稼いだものの、第4Qは要所でシュートを決められず6得点のみ。3点シュートは7本すべて失敗した。ウエストブルックに代わって先発したブラジル出身のガード、ラウル・ネト(28)は32分の出場で22得点をマークし、センターのトーマス・ブライアント(23)は16得点と7リバウンド。しかし八村がマスク姿でコートサイドに姿を見せた試合でも勝利はものにできなかった。

 2日連続で同一カードを制したマジックは11季ぶりの開幕3連勝。2017年のドラフト全体トップで指名されたガードのマーケル・フルツ(22)が26得点をたたき出し、大詰めの第4Q終盤ではウィザーズのディフェンスを翻ろう。ベンチから出たテレンス・ロス(29)も26得点を稼いで逆転勝ちに貢献した。

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