東福岡 4大会ぶりの優勝へ完封発進、前半苦戦も後半修正して長崎南山に快勝

[ 2020年12月28日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   東福岡55―0長崎南山 ( 2020年12月27日    花園ラグビー場 )

<東福岡・長崎南山>後半、東福岡・坂本はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 4大会ぶりの優勝を目指す東福岡は9トライを奪って花園通算80勝を達成した。序盤は長崎南山のディフェンス網に苦戦。モールから先制トライを奪ったフッカーの村尾は、練習前に“立ちくらみ”が出るなど「花園という舞台に緊張しました」と振り返った。 

 バックス陣の動きが鈍かったことから、選手同士で「FWでいけるところはいこう」と話し合い、修正してリズムが出てくると、後半は持ち前の展開ラグビーで点差を広げた。

 藤田雄一郎監督は「選手は緊張と(無観客という)新たな雰囲気に戸惑っていた感じがあった」と話した。それでも完封発進。指揮官は「トーナメントで勝ち上がるには大きな条件なので、一番の収穫」と目を細めた。

 次戦は筑紫との福岡対決。村尾は「楽しみですけど、気は抜けない。しっかり調整して頑張りたい」と意気込んだ。

 ▼東福岡FB坂本(2トライで貢献)自分と寺下のところが合っていなかったので、ハーフタイムに話し合った。(トライは)味方がいいパスをくれた。

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2020年12月28日のニュース