1回戦屈指の好カードは御所実に軍配 “5度目の正直”へ好発進 報徳学園は花園50勝目ならず

[ 2020年12月28日 11:56 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   御所実24-5報徳学園 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<御所実・報徳学園> 力強く前進する御所実・安田(撮影・大森 寛明)
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 1回戦屈指の好カードとなった御所実(奈良)―報徳学園(近畿ブロック=兵庫)は、御所実が24-5で勝利し、“関西勢対決”を制して2回戦に進出した。

 御所実は前半9分にFB日野のPGで先制すると、25分にはゴール前のラックから最後はプロップ小林が飛び込んでトライ。前半を10-0で折り返した。後半も14分、20分にトライを奪うなど安定した試合運び。花園通算50勝目が掛かった報徳学園も後半23分にトライを奪い、一矢報いたが、及ばなかった。

 シード校の御所実は、昨季決勝で桐蔭学園に14-23で敗れて惜しくも準優勝。過去4度の準優勝を誇り、今大会では“5度目の正直”となる優勝が目標だ。30日の2回戦では国学院栃木(栃木)と対戦する。

 ▼御所実・プロップ小林「目標は日本一。まずは、その1歩目として勝ちたかった」

 ▼報徳学園・西崎主将「前半はテンポよく攻められたが、相手のディフェンスがしつこかった。スペースがなかなかできなかった」

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