関西学院 山本3トライで快勝、兵庫県勢80勝目 盛岡工は13大会ぶり花園勝利ならず

[ 2020年12月28日 15:09 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   関西学院43-0盛岡工 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<関西学院・盛岡工>前半12分、中央を突破して先制トライを決める関西学院・山本撮影・北條 貴史)
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 5大会ぶり7度目出場の関西学院(兵庫)がCTB山本快(3年)の3トライなどで12大会ぶり35度目出場の古豪、盛岡工(岩手)に快勝し、8強入りした95回大会(2015年度)以来、5大会ぶりの花園初戦突破を果たすとともに、節目の兵庫県勢通算80勝目を挙げた。

 関西学院は前半12分、右ラインアウトから3本のパスをつなぎ、最後はCTB山本がゴール下に飛び込んで先制トライを挙げると、フッカー平生翔大主将(3年)を中心にFW戦でも優位に立ち、FWの平均体重では上回る盛岡工の反撃を許さなかった。

 盛岡工は関西学院の分厚い守備網を破ることができず、87回大会(2007年度)以来、13大会ぶりの花園初戦突破を果たすことはできなかった。

 ▼関西学院・CTB山本快「みんな緊張していて、動きが悪かったですね。ボクが前に出ることでチームに勢いを与えたいと思っていました」

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