76回大会優勝の西陵 逆転勝ちで花園通算47勝目! 高知中央は2勝目ならず

[ 2020年12月28日 10:53 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   西陵22―14高知中央 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<高知中央・西陵>前半、右中間にトライを決めて喜ぶ西陵・平野(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 92回大会以来8季ぶり40度目出場の西陵(愛知第2)が、22-14で高知中央(高知)を撃破。息詰まるシーソーゲームを制し、通算47勝目をマークした。

 前半10分、左ゴール前5メートルのラインアウトからラックを形成し、フッカー橋本純兵が左中間へのトライで先制した。

 後半2分には高知中央に逆転されたが、同5分に敵陣22メートル付近のラインアウトから作ったモールを押し込み、再逆転のトライを奪った。さらに同16分にもモールからのトライで粘る相手を振り切った。

 76回大会(1996年度)の優勝校だが、最近は中部大春日丘の台頭で全国切符を手にすることは出来なかった。それでも、この1回戦のような全員一丸のプレースタイルで再び花園での白星につなげた。

 高知中央は91回大会以来の花園2勝目はならなかった。

 ▼西陵・平野主将「7年間出ていなかった。OBの分もという気持ちがあった。1勝できてうれしい」

 ▼高知中央・河坂主将「フィジカルは勝てていたが、細かいミスがあった。去年からの課題を持ち越してしまった」

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