国学院栃木 青柳兄弟の活躍で圧勝 4大会連続の初戦突破 名護は花園10勝目ならず

[ 2020年12月28日 12:04 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   国学院栃木75―7名護 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<国学院栃木・名護>後半、タックルを振り切ってトライを決める国学院栃木・千葉(撮影・坂田 高浩)
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 国学院栃木(栃木)が、75-7で名護(沖縄)を下し、97回大会から4大会連続で初戦を突破した。

 前半1分、名護に先制トライを許したが、同5分に敵陣5メートル付近のラインアウトからモールを形成し、最後はフッカー須賀光太朗がトライ。ゴールも決まり、7―7と追いついた。さらに7分には自陣からボールをつなぎ、敵陣22メートル付近のラックから右に展開。TWB青柳潤之介が右隅に飛び込み、勝ち越し。20分、23分にもトライを重ね、前半を4トライ(4ゴール)の28―7で終えた。

 後半も勢いは衰えなかった。2分にゴール前のラックから左に展開し、最後はFB舟山真斗勇が左中間に飛び込んだ。最終的に後半は7トライ(6ゴール)の47点を挙げて大勝した。

 名護は93回大会以来となる節目の花園10勝目を目指したが、あえなく敗れた。

 ▼国学院栃木・WTB青柳龍之介「(弟の1年生WTB潤之介と兄弟で先発し、2人で3トライ)一緒に出られたのは一生の思い出。1年しかチャンスがないので。弟は緊張して、朝からお腹が痛いと言うので、一緒にトイレに行ってあげました」

 ▼国学院栃木・吉岡肇監督「(名護の)立ち上がりが素晴らしかった。結果は良かったが、内容はちょっと。次(御所実との2回戦)は大変な試合になると思うが、次こそ引き締まったゲームをしたい」

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