昌平 やった花園2勝目! 30日は初の3回戦進出かけて大阪朝鮮と激突 松山聖陵は初戦突破ならず

[ 2020年12月28日 11:05 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   昌平26-12松山聖陵 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<昌平・松山聖陵> 後半、昌平・水野はトライを決める(撮影・大森 寛明)
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 3大会ぶり2度目の出場となった昌平(埼玉第2)が、26-12で松山聖陵(愛媛)を破り、2回戦に進出した。

 試合は一進一退の攻防戦となった。前半13分に昌平のプロップ菅野が先制トライを挙げるが、松山聖陵も22分に反撃し、1トライを返す。昌平は後半2分に得意のFW戦でモールを組み、そのままトライを挙げるものの、6分には松山聖陵のSO中村一が抜け出し、反撃のトライ。2点差に詰め寄る拮抗した試合となったが、最後は昌平が試合を決めた。

 20分にSO篠崎が左サイドライン際を駆け抜けて、8点差に広げると、25分には途中出場のロック小沼がダメ押しのトライ。昌平はこれで花園2勝目を挙げた。

 30日の2回戦ではシード校の大阪朝鮮高(大阪第2)と対戦することが決定。前回の97回大会は2回戦で東福岡に7-68で敗れており、次戦は同校初の大会2勝目と3回戦進出を狙う。

 松山聖陵は2年連続の初戦突破とはならなかった。

 ▼昌平・FB北川拓来(たくる)「(後半20分に判断の良いゴロパントでトライをアシスト)裏が空いていたのが見えていて、篠崎さんもサインを出してくれた。後半は良いラグビーができた。(たくるの名前について)めちゃいいと思います!」

 ▼昌平・御代田誠監督「キック合戦になると苦手だが、後半はポゼッションを上げて回していったのが正解だった。(大阪朝鮮との対戦には)チャレンジャーです。もっとしっかり体を当てないといけない」

 ▼松山聖陵・中村一主将「この1試合にかけていた思いが強いので負けて悔しい」

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