常翔学園　圧勝で通算100勝にマジック3　WTB中村が6トライ量産　日川は2大会連続の初戦突破ならず

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   常翔学園76－0日川 （ 2020年12月28日    花園ラグビー場 ）

＜常翔学園・日川＞前半11分、タックルを受けながらも左隅にトライを決める常翔学園・中村（撮影・北條　貴史）
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　6大会連続39度目出場の常翔学園（大阪第3）がWTB中村楓馬（3年）の6トライを挙げる活躍などで15大会連続50度目出場の日川（山梨）を攻守に圧倒。5大会連続の花園初戦突破を果たすとともに、大工大高時代からの花園通算勝利数を97まで伸ばし、秋田工（秋田）の133勝、天理（奈良）の105勝に続く史上3校目の通算100勝へあと3勝に迫った。

　常翔学園は前半5分、WTB中村がハーフウエー付近から50メートルを独走して先制トライを奪うと、同11分、同13分、同16分にも快足を飛ばした中村がインゴールに飛び込み、序盤で勝負を決めた。

　日川は試合開始早々に敵陣深くに攻め込んだが、常翔学園に先制を許して以降は、試合の流れを引き戻すことができず、2大会連続の花園初戦突破はならなかった。