“超名門”68度目出場の秋田工 伝統のモールで花園通算133勝目 東海大静岡翔洋は初戦突破ならず

[ 2020年12月28日 11:53 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   秋田工68-0東海大静岡翔洋 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<東海大静岡翔洋・秋田工>前半7分、先制トライに歓喜の秋田工フィフティーン(撮影・北條 貴史) 
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 3大会ぶりながら大会史上最多68回目の出場となった古豪、秋田工(秋田)が前後半合わせて12トライを挙げる猛攻で東海大静岡翔洋(静岡)を下し、3大会ぶりの花園初戦突破を果たした。秋田工は守備でも圧倒。92回大会(2012年度)の2回戦・若狭東(福井)戦(48―0)以来、花園9試合ぶりの完封勝利を飾った。

 秋田工はWTB淡路泰生(3年)が3トライを奪う活躍を見せ、後半5分には左ラインアウトから伝統のモールで約15メートルを押し込んでトライを奪うなど、多彩な攻めを見せ、花園通算133勝目を挙げた。

 東海大静岡翔洋は秋田工の堅い守りの前に好機を生み出すことができず、3大会ぶりの花園初戦突破はならなかった。

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