Honda 眠れる主砲の森山遥菜が貴重な2ラン カーダの“ノーノー”を援護

[ 2020年11月7日 19:39 ]

第53回日本女子ソフトボールリーグ1部決勝トーナメント準々決勝   Honda3―0豊田自動織機 ( 2020年11月7日    名古屋市・パロマ瑞穂野球場 )

<Honda・豊田自動織機>3回2死一塁、Honda・森山は左越え2ラン(撮影・井垣 忠夫)
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 Hondaは、眠れるスラッガー森山遥菜内野手(27)が、1―0の3回に貴重な2ランを放った。

 「リーグ戦では全然打てていなくて、すごくうれしかった。みんなも笑顔でベンチで迎えてくれて」

 声が弾むのも無理はない。今季は打率・143に低迷。17年の本塁打王で昨季も5発を放った長距離砲が、リーグ戦では1本も記録できずにいた。大事な戦いで主将の責任を果たし、胸をなで下ろしたことだろう。

 援護を受けたアリー・カーダ(27=米国)は、決勝トーナメントでは史上4人目となる無安打無得点試合を達成。8日のトヨタ自動車に勝てば、ビックカメラ高崎が待ち受ける同日の決勝戦に駒を進められる。ビックカメラは、昨年の頂上決戦で敗れた相手だ。目覚めの一発を放った森山は「まずトヨタ。1試合に集中したい」と気を引き締めた。

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