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早大FB河瀬の10番起用 相良監督「正攻法」 関東大学ラグビー

[ 2020年11月7日 15:00 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大50―22筑波大 ( 2020年11月7日    秩父宮ラグビー場 )

<早大・筑波大>前半 GKを決める早大・河瀬(撮影・久冨木 修)
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 早大が計8トライを奪って筑波大を破り、開幕5連勝で2018年度以来、2季ぶりの対抗戦優勝に前進した。筑波大は3敗目(2勝)。

 早大は昨年度の大学日本一メンバーだったFB河瀬諒介(3年)が、SO(10番)で今季初先発。トライこそなかったものの、キッカーとしてコンバージョンを5本決めてフル出場。本人は「いつ10番で出てもいいように、以前から準備していた。採点は60点くらい」と自己採点も、相良南海夫監督は「本人は辛口だが、80分やりきってくれたので80点。ゴールキックが予想以上に決まったので90点」と高い評価を与えた。

 河瀬の10潘起用は、相良監督がコロナ禍で不測の事態が発生することを想定し、開幕前から準備してきたプランだった。「高校2年の時に、一度(1試合)だけSOをした」という河瀬に対し、練習しておくように通達。先週の帝京大戦で正SO吉村紘(2年)が負傷して万全ではないことから、他のオプションから最善策として河瀬の10番起用に踏み切った。指揮官は「コロナ禍でいろんなことが起きるという想定と、ゲーム間隔が(今回の試合は)6週間で5試合。毎週、状態がいいメンバーを使う中での10番起用。秘策というより、ある意味では正攻法」と解説した。

 本職のFBではスペースがある場面でボールを持つことが多いが、SOは相手のプレッシャーを最も受けやすいポジション。河瀬は「間合いの部分でいつもより(相手ディフェンスが)近いというのはあったが、そこは気にせずに判断できた」と話す一方、「前半はテンぱって、ランの回数が多くなってしまった。FWとのコミュニケーションも少なかった」と反省した。

 いずれにしても早大にとって、選択肢の幅が増えたことは、シーズン後半に向けてプラス材料となる。相良監督も「吉村が(10番の)軸になってくるとは思うが、再三言っているように、ケガ人や発熱が起こり得る。(河瀬の10番起用で)いろんなオプションを持てたし、それをして勝てたのが良かった」と大きくうなづいた。

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2020年11月7日のニュース