福岡堅樹 ラストマッチ効果?歴代最多観客数を更新 ラグビートップリーグ

[ 2020年1月18日 14:53 ]

ラグビートップリーグ第2節 ( 2020年1月18日    豊田スタジアム )

<トヨタ自動車・パナソニック>ほぼ満員の観客で埋まった豊田スタジアム
Photo By スポニチ

 パナソニックが40―20でトヨタ自動車を破り、開幕2連勝を飾った。トヨタ自動車は2連敗。試合はトヨタ自動車の今季ホーム開幕戦として行われたことに加え、7人制で東京五輪出場を目指すパナソニックのWTB福岡堅樹(27=パナソニック)の今季ラストマッチとなったことが重なり、リーグ歴代最多を更新する3万7050人の観衆を記録した。これまでの最多記録は、18年9月1日に同じ豊田スタジアムで記録した3万1332人だった。

 福岡は12日の開幕クボタ戦に続き、11番で2戦連続の先発出場。前半30分ごろには、ステップを切った際に足を滑らせ、左膝付近を痛めるアクシデントが発生した。それでもテーピングを巻いてプレーを続行。後半29分には、飛ばしパスをもらって左サイドを大きくゲイン。WTB竹山のトライの起点となった。

 そして同36分には、相手パスが乱れたところをインターセプトし、そのまま25メートル先のインゴール中央へ気持ちよくダイビング。昨年のW杯1次リーグ第3戦のサモア戦でもトライを挙げた思い出のスタジアムで、開幕戦に続く2試合連続のトライを記録。大勢の仲間からの祝福の抱擁に、うれしそうに笑顔を浮かべた。

 福岡は17日に7人制日本代表のトレーニングスコッドに追加されたことが発表され、24日から埼玉県熊谷市で行われる代表候補合宿に参加する。トップリーグの今季ラストマッチで花道を飾り、2大会連続の五輪出場を目指す。

続きを表示

2020年1月18日のニュース