桃田、17日に退院 精密検査異常なし「心身回復に努め、一日も早く元気なプレーを」

[ 2020年1月18日 05:30 ]

3月復帰を目指す桃田
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 マレーシアの首都クアラルンプール近郊の交通事故で顔面3カ所の裂傷と全身打撲を負ったバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が17日、検査入院していた都内の病院を退院した。精密検査の結果「身体面に異常なし」とされ、今後はしばらく静養した後に競技復帰を目指す。この日、都内で行われた日本スポーツ賞の特別賞を受賞したが、欠席した。

 日本が誇るエースの再検査が終わった。13日早朝に交通事故に巻き込まれた桃田は、顔面に痛々しい傷を残したまま15日夕に帰国。NTT東日本関東病院で3日間にわたる全身の精密検査を受け、「身体面に異常なし」の診断を受けた。

 無事に退院した桃田はNTT東日本を通じ「この度はご心配をおかけしましたが、幸いにも日本帰国後の精密検査でも異常が見当たらず本日退院することになりました。事故後、多くのご支援をいただき本当にありがとうございました」と報告。桃田の前の席で死亡した24歳の運転手に対しては「ご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を示した。

 診断に問題はなかったが、当面は静養となる。3月11日開幕の全英オープン(バーミンガム)での公式戦復帰が目標となるが、心身両面の状態を見定めながら練習再開の時期を探る。桃田は「心身の回復に努め、一日も早く元気なプレーをお見せし、支えてくださっている皆さまに恩返しをしていきたいと考えています。今後とも応援いただけると幸いです」とコメント。NTT東日本は「今後については未定」とした。

 この日は都内で行われた日本スポーツ賞の特別賞を受賞。桃田は欠席し、代理で出席した日本協会の丹藤事務局長が「地道な努力を重ね、この賞に恥じない選手でありたい」というコメントを代読した。死傷事故によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)などの懸念もあり、復帰への道のりは不透明。東京五輪金メダル候補は、慎重に歩を進めていく。

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