佳純“魔の6回戦”突破!昨年発熱不調で敗退…五輪イヤーは休養バッチリで進撃

[ 2020年1月18日 05:30 ]

卓球 全日本選手権第5日 ( 2020年1月17日    大阪市・丸善インテックアリーナ大阪 )

ストレート勝ちで準々決勝進出を決めた石川佳純(撮影・北條 貴史)
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 女子シングルス5、6回戦で、東京五輪シングルスと団体代表の石川佳純(26=全農)が勝ち進み、8強を決めた。年末年始のリフレッシュ休暇効果もあって、昨年敗れた“因縁の6回戦”でストレート勝ち。ベンチコーチと中国語で意思疎通しながら、4年ぶり5度目の頂点を狙う。東京五輪団体代表の平野美宇(19=日本生命)は“魔の5回戦”で敗れた。

 百戦錬磨の26歳は戦い方を知り尽くしている。第3ゲーム、2―4の場面。石川は持ち味のフォアハンドの強打を決め手にして、3連続得点。6―4からは、相手サーブを強打で返した。

 「あまりラリーにならないように意識した。Tリーグでは、リードされて挽回をする形が多かった。先手を取ろうと思った」

 昨年はこの6回戦で敗退した。大会前の高熱が響き、早田ひなに敗れた。苦い思いを生かすべく、東京五輪へつながるこの年末年始は「10年ぶりぐらいに」大みそかから4日間のオフ。4日の練習始めまで「テレビを見て、おしゃべりをして、凄くリフレッシュしました」と体を休めた。人混みを避けるために恒例の初詣を控えたほど、充電に専念した。

 ベンチには心強い存在がいる。かつて水谷隼を指導していた邱建新(キュウケンシン)コーチ(54=中国)だ。前回大会もベンチコーチだったが、昨年7月に正式にコーチとして招いた。中国語のやりとりが、会話の時間が限られる試合では、プラスになっている。

 「日本語だと30秒かかる言葉が、中国語だと単語で終わる。技術を表す言葉がたくさんある。中国語を覚えておいて良かった」

 これまで東京五輪のコーチのIDの枚数が不透明だったが、ここに来てメドが立ち、シングルスはリオデジャネイロ五輪同様に選手の個人コーチがベンチに入れる見通し。世界で実績を上げた参謀と、五輪2大会出場の実力者が目指すのは、メダルただ一つ。今大会で4年ぶり5度目の制覇を果たしたとしても、それは通過点に過ぎない。

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