【松岡修造氏 全豪OP展望】なおみさん連覇の鍵は“初戦からポジティブ”

[ 2020年1月18日 09:00 ]

昨年の全豪OPで優勝し、トロフィーにキスする大坂なおみ(AP)
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 テニスの4大大会初戦、全豪オープンは20日にメルボルンで開幕する。昨年10月に右肘手術を受けた錦織圭(30=日清食品)は欠場するが、女子シングルスで連覇を狙う世界ランキング3位の大坂なおみ(22=日清食品)や、男子シングルス世界71位の西岡良仁(24=ミキハウス)ら注目選手は多い。大会を中継するWOWOWで解説を務める松岡修造氏(52)が展望を語った。

 見どころはストレートに、なおみさんが連覇できるか。(4大大会23回優勝の)第2のセリーナ(ウィリアムズ)になれる存在だと思っているが、昨年は精神面がついていかなかった。一度、ネガティブになると、とんでもなく悪い方向に行く傾向があるので、初戦からポジティブな状態をつくり上げていけるかが鍵になる。

 なおみさんの一番の魅力はダイナミックさ。何をしてくるか分からないのが相手選手にとっては怖い。今はコーチを変更してリフレッシュしており調子も良いが、コーチの言うことだけを聞きすぎたら、なおみさんらしくない。技術的な修正は必要なところもあるだろうが、言われたまま修正してしまうと、こぢんまりしてなおみさんらしさが薄れてしまう。言われたことプラス、なおみさんらしいテニスがどこまでできるか、新コーチとの関係にも注目したい。

 男子の西岡は彼にしかできないテニスを確立した。ドロップショット、空中感覚が凄くて、とにかく見ていて面白い。ボールの回転、スピード、コースを毎回変えて、一球一球に罠(わな)を張っている。高度なチェスや将棋をしている感覚。ボールのスピードは遅いが、サービスエースの確率も上がってきた。周囲を魅了するテニスがはまれば、上位進出の可能性は十分にある。

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