ウィザーズ前半は苦戦 八村は2得点のみ シュートを5回はたかれる

[ 2019年11月3日 10:16 ]

ティンバーウルブスのコビントンをマークするウィザーズの八村(AP)
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 NBAのウィザーズは2日、地元ワシントンDCでの今季2戦目となるティンバーウルブス戦に臨んだが、第1Qではディフェンスがうまく機能せず、一時20点差をつけられるなど苦戦。前半は56―70で折り返した。

 デビューから5試合連続で先発となった八村塁(21)は15分39秒してフィールドゴール(FG)を9本放ったが(公式記録は10本)、成功は1本のみで、前半は2得点にとどまっている。シュート体勢に入ってボールをはたかれたケースは5回(すべて相手に反則はなし)を数え、NBA5戦目の序盤では“NBAの洗礼”を浴びている。ロケッツ戦で46得点をマークしたブラドリー・ビール(26)は21得点、ベンチから出たアイゼイア・トーマス(30)は11得点をマーク。しかしウィザーズはイリーガル・スクリーンを犯したり、スローインのボールを簡単に奪われたり、オフェンスでの「手の不正使用(イリーガル・ユーズ・オブ・ハンド)」などミスが多く、前半ではリズムをつかめなかった。

 ティンバーウルブスは大黒柱のセンター、カールアンソニー・タウンズ(23)を10月30日の76ersでの乱闘で2試合の出場停止処分となっておりこの試合を欠場。しかし2014年のドラフト全体トップ指名選手だったアンドリュー・ウィギンス(24)が14得点を挙げ、76ers時代の2017年シーズンに「オール・ディフェンシブ・チーム」に選出されているロバート・コビントン(28)も八村とのマッチアップを制して10得点を記録している。

 タウンズの代役として先発しているセンターのゴーギー・ジェン(29)も15得点。ドラフト全体6番目に指名されたテキサス工科大出身のジャレット・カルバー(20)は9分出場して5得点だった。カルバーはゴンザガ大出身の八村とは今年3月31日のNCAAトーナメント西部地区決勝(テキサス工科大が75―65)以来の“再戦”となっている。

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2019年11月3日のニュース