大鵬の孫、中大4年の納谷幸林は弟らに続く角界入り思案中

[ 2019年11月3日 16:52 ]

 第97回全国学生相撲選手権大会は3日、大阪府堺市の大浜公園相撲場で最終日の団体戦を行い、決勝は日本大が東洋大を下して優勝した。

 また、Aクラス上位8校による決勝トーナメントで1回戦敗退した中大の納谷幸林(たかもり、4年)は角界入りを思案中だと明かした。

 2日に行われた個人戦は3回戦敗退。この日は5人が出場する団体戦の控えとして臨んだものの、出番がないまま大学での競技生活を終えた。今後について「周りと相談して決めたい」と明言しなかったものの、角界入りした場合には「立ち合いで踏み込み、相手を引かせるような相撲を取りたい」と具体的にイメージしている。
 納谷幸林は元横綱・大鵬の孫で、元関脇・貴闘力の二男。三男の幸之介(19)は大嶽部屋所属で東幕下7枚目。四男の幸成(18)も同じ大嶽部屋所属で、九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)前の先月30日に新弟子検査を受検し、体格基準を満たした。祖父から1字を譲り受け、夢道鵬(むどうほう)のしこ名でデビューする予定。

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2019年11月3日のニュース