カド番高安、平幕に13勝14敗「まだまだ力が出ていない」 左肘に不安

[ 2019年11月3日 05:30 ]

10日初日 大相撲九州場所

輝におっつけられて俵に詰まる高安(右)                              
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 大相撲の二所ノ関一門連合稽古が2日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で行われ、カド番の大関・高安は平幕に13勝14敗と負け越した。左肘痛で腕に十分な力が入らず、「まだまだ力が出ていない。圧倒するような相撲がない」と不安を口にした。

 輝、竜電、阿武咲と指名したが、かち上げても圧力が伝わらず、本来とは逆の右差しで攻めるなど試行錯誤。押し込まれる場面が目立つ一方、電車道で秒殺することもあり、芝田山親方(元横綱・大乃国)は「(相撲内容が)高かったり安かったり。自分の形を稽古しないと場所に行ったら中途半端になる」と指摘した。九州場所(10日初日、福岡国際センター)が迫る中、高安は「稽古すれば相撲勘も研ぎ澄まされてくる」と自らに期待した。

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2019年11月3日のニュース