花見と雪見が一緒に楽しめる イワナとアマゴでリフレッシュ釣り

[ 2019年4月10日 15:30 ]

滋賀県東部・愛知川

美しいアマゴとイワナにうっとり                               
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 【釣りラブ】大阪では恒例の造幣局通り抜けが9日に始まるなど春らんまんだが、渓流釣り解禁から約1カ月たつ滋賀県東部の清流、愛知川(えちがわ)の上流ではまだ時折、雪がちらついている。桜もようやく咲き始めたばかり、花見と雪見が同時に味わえる日本の原風景と言えるこの地で、春の訪れをしみじみと感じながらイワナ、アマゴと戯れた。(スポニチAPC・八十川景一)

 愛知川上流の解禁は3月2日。山深い源流以外、そのままではイワナ、アマゴの成長が難しい昨今。愛知川上流漁協と愛知川を愛するボランティアの方々により、成魚、稚魚1・5トン、約25万匹のイワナ、アマゴが2~3月に放流された。

 新元号・令和を迎える5月以降もずっと日本の美しき渓流を…という想いに頭を下げながら、支流の御池川に入った。影を落とさないように慎重によどみみにスプーンを投げ込む。

 狙い通りのポイントを通過させ、アクションを入れた瞬間、素早い魚影。柔らかく合わせるが、ヒットには至らず。数日前からの冷え込みで多少活性が低いようだ。スパイク付きの防水長靴で慎重に上流へと進む。息をのむような絶好のポイントを見つけては、フリップキャストでルアーを放り込む。だが、なかなか渓流の美女は振り向いてくれない。

 突然、一面真っ白になるような、あられ交じりの雪。高根の花ほどなかなかモノにできないもの…などと思いつつ、悪天候からの回復が見込めなさそうなのでこの日は中止に。初めのアタリだけで結局、魚影を見る事はなかった。しかし、緊張感と冷たい空気に触れ、心地よい疲れと悔しさが入りまじる。

 数日後、出直し再チャレンジ。この日は前日から気温が上がり、期待できそうな予感。到着後、前回一度だけアタリが来たポイントへ早速入る。

 1投目、先日とは全く違う活性の良いアタリ。攻撃的な向こう合わせの獲物は美しいイワナだった。出直しを歓迎されたようで喜びもひとしお。今回は高校に入学したばかりの娘も連れてきた。2歳の頃からつかみ取りで遊んだ川だが、すっかり大きく成長し、手慣れた様子でイワナを釣り上げる。美しい清流。十数年前と何も変わっておらず、不思議な気持ちになった。こんな上品な遊びが出来る事を心から感謝する。

 反応が悪くなるとポイント移動しながら、この日は昼までに2人でイワナ、アマゴであわせて9匹。粘ればまだ釣れたが、この日はここで納竿した。

 当地では1、2泊かけて源流を釣り歩くことも出来る。そこでは、居付いたイワナやアマゴが狙えるという。初心者から上級者まで遊びつくせる愛知川上流で、心も身体もリフレッシュされてはいかがだろうか?

 《新鮮料理楽しみ》愛知川上流の1日券は2000円、年券は6000円。問い合わせは池田養魚場=滋賀県東近江市杠葉尾町840、(電)0748(29)0351。ここでは新鮮なイワナづくし料理やバーベキューなどが楽しめる。

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