トラえたタイガートラウト

[ 2019年1月26日 14:11 ]

吉田さんがヒットさせた40センチ級のタイガートラウト
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 河川型管理釣り場の先駆け的存在である「リヴァスポット早戸」は、神奈川県・丹沢最高峰の蛭が岳(ひるがたけ)を水源とする早戸川にある。ルアー、フライに加えテンカラとお好みの狙い方で、多彩なトラウトに出合えるのが特徴だ。(吉田 俊彦)

 「リヴァスポット早戸」は、歴史ある早戸川国際マス釣り場の下流部にある。自然あふれる早戸川で釣り人に思い思いのラインを描いてみてほしいとのコンセプトで誕生。多種多様なトラウトと出合うことができる。

 筆者は連休明けの平日にフライフィッシングで釣行。午前10時すぎに到着すると、受け付け横の第一駐車場の周囲は既にルアーマンが多く、自由なキャストは無理そうだった。そこで釣り人の少ない下流部の対岸近くのポイントを狙うことにした。流れを横切るようにオリーブカラーのマラブーをリトリーブすると、すぐにニジマスがヒットした。数匹ニジマスをリリースした後に、どこからともなく大型のイワナが現れて、茶色のゾンカーストリーマーをパクパクとくわえるのが見えた。間髪入れずにフッキングしたかったのだが、手が凍えて合わせができない。防寒対策は万全のつもりだったが、手元が冷えて指が思うように動かなくなってしまった。

 少し早めの昼食を済ませ、午後からはニンフシステムに変更して狙うことに。やはり真冬には濡れたフライラインはなるべく触りたくないもの。ゆっくり沈めたニンフの接近戦に徹することにし、瀬尻の飛び石の上から底の良型トラウトを狙った。上流にキャストし軽めのニンフが底の流れにふわりとのると、大きな頭の魚がエラを動かすのが見えた。すかさず合わせるとグリングリンと頭を左右に振っている。走りだすと重量感のある引き込みを繰り返した。上がってきたのは40センチオーバーの雄のタイガートラウト。歯がもの凄く発達して鋭い。ティペットはVRIVASの4X。フライはVRIVAS2120WB#14に巻いたゴールドビーズニンフだ。この日は全般にオリーブカラーが効いた。

 ここではリリースする場合、カエシのないバーブレスフックを推奨している。安全で魚のダメージを少なくできることは今や常識。実は魚が低活性でしっかりとフライをくわえない時には、バーブレスならではの掛かりの良さが最大のメリットとなる。ぜひ試してみてほしい。

 釣り場に併設された食堂、と侮ることなかれ。安くておいしい知る人ぞ知る大変充実した本格食堂なのだ。有名なのはマスの漬け丼(650円)と、マスの親子丼(800円)。口コミでツーリングの途中のグルメスポットに取り上げられるほど美味。釣った魚の各種調理も受け付けてくれる。充実した釣りの旅になることは間違いない。

 ▼釣況 リヴァスポット早戸(相模原市緑区鳥屋3627)=(電)042(785)0774。営業は午前6時から午後5時、料金は1日券4100円、半日券3100円。食堂の営業は午前8時半から午後4時半。公式ウェブサイトはwww.hayatogawa.com

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