金に届かなかった中村 準決勝での指導が致命傷に 試合時間5分なら…

[ 2016年8月8日 06:27 ]

<柔道・女子52キロ級>準決勝で敗れ、肩を落とす中村(右は上野コーチ)

リオデジャネイロ五輪第3日柔道女子52キロ級

(8月7日 カリオカアリーナ)
 【金野潤の目】中村の準決勝は、初対戦のケルメンディの力強い組み手に最初の1度だけ対応できなかった。それが原因で受けた指導が致命傷となってしまった。その後は完全に対応していたので、本当にもったいない結果だと思う。

 この日の中村は堅実な試合運び、特に寝技の巧みさが光っていた。場外際で相手の頭を試合会場に向けさせたり、逃げようと必死の相手から正確に脚を抜いたりと細かい技術まで磨かれていることを印象づけた。銅メダルとはいえ、内容は素晴らしかったと思う。

 女子の試合時間が5分から4分に変わって最初の五輪。勝負に「たら」「れば」はないのだが、もし5分あれば指導を引き出し並ぶか、逆転のポイントを奪えていたのでは、と思う。たった1分の差ではあるが、序盤から飛ばしてくる外国勢には有利。日本勢はその対処法をもう一度、考えていく必要があると感じた。(94、97年全日本選手権者、日大男子監督、文理学部准教授)

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