【大畑大介の目】積極性あった日本 相手に合せず自分たちがやるべきことをやった勝利

[ 2016年8月8日 18:02 ]

リオデジャネイロ五輪女子7人制ラグビー9~12位決定予備戦 日本24―0ケニア

(8月7日)
 ケニアとの順位決定戦の日本には、これまでにはなかった積極性が見られた。ディフェンスは相手にスペースを与えないように早い出足を徹底し、タックルの精度も高かった。アタックではボールキャリアーが相手に倒される前にスペースへパスを送り、わき出るようなフォローでつないでディフェンスに的を絞らせなかった。5年間このチームで取り組んできたことが、五輪4試合目でようやく出せた。

 開始直後に失点した過去3試合とは異なり、先制点を取れたのが大きかった。キックオフ直後から粘り強く守り、山口が相手パスをインターセプトしてトライを挙げた。思い切り間合いを詰めてボールを奪ったが、ケニアはボールを受けてから走り出す選手が多く、パススピードが遅いのを見越した上でのプレーだった。また、横尾の勝利への貢献度も高かった。決して派手なプレーではないものの、チームがしんどい時に必要なポジションに顔を出して貴重なつなぎ役となった。

 山口や中村主将、桑井らも、それぞれが自分の特徴を出すプレーをしていた。相手に合わせるのではなく自分たちがやるべきことをやった結果、五輪の舞台で新たな一歩を踏み出せた。(元日本代表、19年ラグビーW杯アンバサダー)

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