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ジョコビッチ、五輪初戦で敗れる波乱 デルポトロにストレート負け  

[ 2016年8月8日 11:02 ]

1回戦で敗退した世界ランキング1位のジョコビッチ

リオデジャネイロ五輪 テニス男子1回戦

(8月7日)
 リオ五輪のテニス男子シングルスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が初戦で敗れる波乱があった。09年全米オープン覇者で現在世界141位のファンマルティン・デルポトロ(27=アルゼンチン)に6―7、6―7のストレートで敗れ、4大大会に五輪金メダルを合わせた“ゴールデンスラム”の野望もついえた。

 第1セットをタイブレークで落としたジョコビッチは、第2セットもブレークポイントをつかめずに苦しい展開が続いた。この日はデルポトロのフォアハンドが絶好調。テンポを変えながら、相手のバックハンドにボールを集めたものの、攻略の糸口を見いだせなかった。第2セットもタイブレークにもつれこみ、次々にミニブレークを許して2―7で落とした。

 デルポトロは両手首の相次ぐケガで約2年間戦線離脱していたが、今季に入ってようやく本格復帰したばかり。ジョコビッチは4年前のロンドン五輪でも3位決定戦で敗れており、五輪の舞台で再び同じ相手に苦杯をなめた。

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