地元小山市で「萩野記念プール」構想 応援する会が市長に直談判へ

[ 2016年8月8日 05:30 ]

萩野の地元・小山市では400人以上がパブリックビューイングに参加(小山市提供)

 萩野公介(21)が、競泳男子400メートル個人メドレーでリオ五輪日本人金メダル第1号となった7日、出身地の栃木県小山市ではパブリックビューイングが行われ、会場は歓喜に包まれた。郷土の英雄を祝し、早くも「萩野公介記念プール」設営の構想が持ち上がった。

 桑市民交流センターの特設会場には、用意された210席をはるかに上回る約400人が集結。配布された萩野の写真入り「必勝うちわ」を手に約200インチのプロジェクターに見入った。萩野が先頭でターンを繰り返すたびに「おー!」「行けー!」と大歓声。地元・桑中学校女子水泳部員の掛け声に合わせて“萩野コール”を繰り返し、金メダルが決まった瞬間、全員がリオにも届くような叫び声を上げた。

 今年6月、地元の自治連合会や近隣の学校関係者で「萩野公介選手を応援する会」が発足。うちわ、のぼり、鉢巻きなどを準備してきた。会長の柿崎全良(まさよし)さん(63)は「本当にうれしい」と興奮。「市民の皆さんに喜んでもらえるような記念プールをつくりたい」と話した。

 実は萩野が同種目で銅メダルを獲得したロンドン五輪後、記念プールの話が出たという。しかし、財源確保が難しいなどの理由から実現しなかった。「今回は“世界の萩野”になったわけですから」と柿崎会長。大久保寿人市長に直談判するつもりでいる。既存のプールの名称を変更することなども考えられる。

 今後も同会場では、萩野がエントリーしている全レースでパブリックビューイングが行われる。「心臓が止まるまで応援し続けたい」(同会長)。小山市民の暑い夏はまだまだ続く。

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