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400個メ世界記録 競泳個人種目で“最古” フェルプスがマーク

[ 2016年8月8日 09:03 ]

史上最多18個の金メダルを持つ競泳のマイケル・フェルプス

リオデジャネイロ五輪第3日・競泳男子400メートル個人メドレー決勝

(8月6日)
 萩野が金メダルを獲得した競泳男子400メートル個人メドレーは1957年に国際水連によって公式種目に昇格。最初の世界記録は同年8月27日にゲイリー・ハインリック(米国)がマークした5分15秒6(手動計時)で、以来、世界記録は45回書き換えられた。

 ただし2008年8月10日、北京五輪の決勝でマイケル・フェルプス(米国)が4分3秒84をマークして以来、世界新記録の更新は皆無。ブランク期間の「8年」は同種目としては最長で、このタイム自体が競泳個人種目の中では“最古”の世界記録にもなっている。

 最も世界記録を更新した回数が多いのもフェルプス。02年8月15日に4分11秒09をマークして以来、計8回も記録を書き換えた。

 萩野の優勝タイムは日本新記録の4分6秒05だが、前回ロンドン五輪ではライアン・ロクテ(米国)が4分5秒18で優勝。今五輪には不在だったこの種目の“2強”のタイムはまだ上回っていない。

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2016年8月8日のニュース