平井コーチ 骨折きっかけに心の扉開いた萩野 北島になる「その時が来た」

[ 2016年8月8日 07:56 ]

る平井監督

リオデジャネイロ五輪第3日・競泳男子400メートル個人メドレー決勝

(8月6日)
 「康介の次は公介」――。舌も滑らかな平井コーチは2大会ぶりの金メダリストを生み「これで萩野公介が完全体になれる」と言い切った。

 ジュニア時代から敵なしで、平井氏は「前は自分中心で、人を認めないところがあった」という。大学1年で寮が相部屋だった同学年の山口も「あいつは最初、周りに興味を示さなかった」と一時は孤立を心配したが、今は後輩を連れ出し、退部希望の女子選手を引き留めたこともある。大学生活で心の扉は開かれた。

 転機は骨折だ。帰国した足で寮に戻り、後輩たちが身の回りの世話をしてくれた。「自分には東洋大という居場所があった」。マネジャー業を務めて裏方に回り、どれだけ支えられているかを知った。だからゴールした瞬間「1人じゃない」と思うことができた。それに気づけたのは「五輪だから」。心の成長を認めた平井氏は「(金メダルを獲れば)自分のプラス面をどんどん力に変える北島康介みたいになってくれると思っていたけど、とうとうその時が来た」とレジェンドの後継者に指名した。

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